「 Venus 」

明日までこだまするささやき
ころげ落ちる坂道をどこまでも
美しいシルエットの君
駆け上がる丘で待つ
朝日が顔を出すよりも早く逢いたい
まだ夜明けにも程遠いけど
キミをここでまってるから

抜け出した心の監獄
呼び出したキミの誘惑
そのスタイルに負けた意識はもう夢の中
いつまでもキミの深さに溺れたい

まだまだ続く真夜中のBEAT
僕の胸を叩くドラムは止まる気配を見せない
長い長いトンネルを抜け出た気分
今も大事にしたままで
心地よいキミの束縛と浮遊感
抱かれたときに感じるその羽を持つ背中は自由を語る

いつまでもその手に導かれていたい
見えない床さえ走りだせそうな
鳴り止まない心臓を僕に与えた君の笑み

星たちの歌う夜空はきみだけのもの
今夜も満月のステージでステップを踏んで
ひるがえすドレスはまるでオーロラ
今夜もキミだけの一人舞台
終わりの見えないこの夜こそ僕たちの永遠

だれより大切なキミの存在
いつまでも いつまでも
だれよりもぼくのそばにいて
それだけがぼくのすべてだから
この素敵な刻をいつまでもきみといよう

地平線の果てまで続くステージは第2幕
さぁ、この手を取って歩き出そう
二人だけの永遠
ずっとずっと愛してる
ずっとずっと誰よりもそばに
ずっとずっときみだけを・・・